職務経歴表について
転職活動では、多くの企業から職務経歴書の提出を求められます。ここで職務経歴書の書き方を解説していきます。
職務経歴書の見本
1日付について
一番上に右寄せで日付と氏名を入れましょう。日付は提出日または前日にして、西暦・和暦どちらかに統一してください。
2職務要約について
端的に200~250文字程度でまとめるようにしましょう。一文は約50~60文字、長くても80文字以内にまとめるのがベストです。
3職務経歴について
今まで在籍してきた会社ごとに書きましょう。自分が配属された部署や在籍年数、担当したプロジェクトや実績をわかる範囲で書いていきましょう。売上金額や順位など、数字を交えると具体性が強まってアピール度が増します。
4活かせる経験について
中途採用を行っている企業のほとんどは、これまでの社会人生活で得たスキルを自社で活かせる人材を探しています。応募企業で活かせそうなものを書きましょう。表彰など目立った実績ではなくても、コミュニケーション能力やビジネススキル・マナーも立派なアピールポイントです。
5資格について
これまで取得したすべての資格を書くのではなく、最も強調したい資格を3つ書きましょう。取得年月日順に書いていきます。資格名を正式名称で書きましょう。
- 運転免許:普通自動車第一種運転免許
- 英検:実用英語技能検定3級
資格を持っていない人は「特になし」と記入します。
6自己PRについて
あなたの人となりや入社に対する意欲、仕事内容の理解度を具体的に書きましょう。うまく書けない人は周りの人に自分の良さを聞いてみると良いでしょう。
自己PR欄は職務経歴書のなかで最もみられる項目です。わずか数行であると寂しい印象を与えてしまうので、3行程度が理想的です。
書き終わったら、誤字脱字や読みやすさを確認してください。どんなに素晴らしい文章も、ひとつ誤字があるだけで台無しになってしまいます。
職務経歴表のフォーマット
職務経歴書には、決まった書式がありません。だからこそ、それぞれの応募者の個性やスキルを見られる機会であるともいえるでしょう。
安易に既存のテンプレートを使うのではなく、意識的に自分のキャリアに合った職務経歴書の形式を選択することが大切です。